広瀬

やっと見つけた空の下、私はいつまでも走り続ける、なにもなくていい、なにもとどかなくていい、なにも見えなくていい、私には、帰る場所がある。
とりあえず、ほたるちゃんの祖父に、これだけは言わせてください
鬼はお前だ〜!!!お前が村でてけよ!!
平気で人殺そうとするとか、どこまで落ちぶれた人間なんだよ!そうやって、権力を振りかざして、一体どれだけの人間を堕としてきたんだよ!
はい、すいません。感情に任せて書きました。とはいえ、思った人多いんじゃないかと思うんですけど…。というか、そこまでして広瀬家を迎えたいのでしょうか?こんなことするような家の人間とかかわりたいって、広瀬自身が思わないと思うんですけど…。あと、広瀬が苦しんでいるのは、間違いなくこいつのせいです。
広瀬、壊れた結果があれ、ですか…。一時は少し落ち着いたかと思ったんですけど、あんな挑発にのって、よりにもよってはやみちゃんを殴る側に広瀬が回るとは…。このアニメが始まった時には想像もできなかったです。で、自分の過ちを認識して、今まで以上に壊れてしまった後、はやみちゃんを母に重ねて、いなくなった母だと思い込むことで、それを自分で守ろうとすることで、精神の安定を保とうとしたのでしょうか?
ほたるちゃん、なんというか、よくぞ広瀬を殴ったって思ってしまったんですけど…。ほたるちゃんが殴る直前あたりなんて、幻想だなんて情けないことを言う広瀬を、殴って目を覚まさせてやりたいって見ていて正直すっごく思いましたので。でも、その後も、狂ったように笑っていただけで、逆になんか気持ち悪かったですけど…。あれ、広瀬…なんですよね…?というか、今回ほたるちゃん、いけるか、とか思ったんですけど、思ったほどは活躍してなかったというか、神が、出番はまだだといっているような、そんな気がしました。きっとほたるちゃんは、もっと大事な役割があるんでしょうね。ほたるちゃんにしか出来ないような、やはり、広瀬とはやみちゃんのことで。
はやみちゃん、もはや君の偉大さには尊敬の念すら抱きます。最初のうちは、小日向の人間である自分が許せなくて、どうしたらいいかわからなくなってしまって、自分を殴らせるために適当に挑発してたんでしょうけど、というか、あの瞬間は、死すら覚悟していたかもしれませんね…。でも、その後は、広瀬のために、自分のことを殴らせ、憎ませ、それで広瀬の精神安定を図ろうとするなんて…。私には絶対真似できないです。でも、はやみちゃんにも、もう少し穏便な案も考えて欲しかったかもです。はやみちゃんはあんな殴られるだけの存在じゃない、そんな小さな存在じゃない、もっともっと大きな存在だ、と思うからです。あの人間性は、そうやすやすと他人に真似できない崇高なものだと思いません?
にしても、はやみちゃん、広瀬のために村を出て行こうとしたんでしょうね。まあ、あの村にいても、はやみちゃんは村の大人たちに虐げられるだけですし、広瀬のことさえなければ、それが最良の一手だったと思うんですけどね〜。
あと、音羽ちゃん、あれは夢に干渉して、広瀬を立ち直らせようとしていたんでしょうか?にしても、まさか、事実の修正が起こり始めるとは、さすがに思っても見なかったです。あのまま広瀬の心が安定していたら、そのまま何事も無かったかのように広瀬はすべてを見ることが出来たら、こんなことは起こらなかったんでしょうね。音羽ちゃんの力が干渉しなくなった今、崩壊してしまった広瀬の心が、人の記憶をも修正してしまったんですね…。というか、ノートや絵まで修正してしまうとは…音羽ちゃんって、相当影響を与えていたんですね…。