Theory of Everything

とりあえず、論文捨ててまで、鞄に手紙とぬいぐるみ突っ込んだ、一ノ瀬夫妻にただただ感動です。小さなことなようで、なかなかできることじゃないと思います。自分がこれから死ぬかもしれないっていうときに、自分の努力の結晶を捨てて、娘に誕生日プレゼントと手紙を残す、こう考えると、一ノ瀬夫妻が、本当の意味での人間としてすぐれていたことがうかがえるように思います。一ノ瀬夫妻は、本当に、娘の幸せだけを、願っていたんですね。しかも、ことみにたくさんの友達が出来て、初めての誕生日の前日に研究所に届くっていうんですから、素敵ですよね〜。ぬいぐるみ自身は、ことみが両親におねだりした、最初で最後のもの、だったんですね。それに、何人もの人が、親切にもぬいぐるみの補修までしてくれてあったそうですし、両親だけでなく、いろいろな人のあったかさが詰まったカバン、なんですね〜。
しかし、渚と岡崎が出会う前は、二人とも微妙にもったいない日々を過ごしていたと思われますが、今や、二人とも、友達も増えて、充実(?)した毎日が送れているようで、良いですよね〜。ただ、唯一岡崎が、あまりに他人のことにばっかり手を焼いているので、つかれて倒れたりしないか、とか、何か日常生活に支障は出ていないのか、とか、微妙に心配です。まあ、その辺はきっとそのうち渚がバックアップしてくれますかね?
しかし、岡崎が誕生会に行かなかったのが、まさかそういう理由だったとは…。さすがにびっくりです。とはいえ、あの当時は、ちょうど男女意識しだす頃ですかね〜?で、約束守れなかったら、行くの怖くなっちゃいますよね〜。気持ちはよくわかります。とはいえ、真夜中に謝りに行くのはどうかと…。まあ、結果的には…、火事の第一発見者になったようですが、う〜ん、コップで水まいていたのは、どのくらい効果あったんでしょうかね?
で、ことみが燃やしたのが、まさかぬいぐるみのカタログだったとは、こっちまで予想外でしたよ。まあ、分厚さ的に、あの論文から比べて薄いな〜とは思っていたので、違うだろうとは思っていたのですが、よもや仕事関係ですらなかったとは…。あの封筒に入っていたら、さすがにカタログ入ってたとは思わないですよね〜。
にしても、ことみが、完全復活してくれて、本当によかったです。なんだか消えちゃいそうな気さえしていたので、正直寝ている岡崎の前に現れた瞬間、とりあえずホッ、でした〜。
しかし、今回杏のさりげない優しさが、結構印象に残ってます。こういう思いやりも持った子なんだな〜って。これで、普段っもう少し、ほんっの少し、攻撃的じゃなかったら、すごくいい人だと思うんですけど、ちょっと欲張りですかね〜?
バイオリン、結局結構速く修理できたみたいですね〜。このお話の間には修理終わらないかと思ってましたよ。というか、あのバイオリン引換券、手書きですし、バイオリンと一緒に残しておきたい感じですよね〜。
後、ことみが久々に学校に来た時、岡崎に本気で正負どっちの言葉もかけなかった先生に、思いだしたら今さらびっくりしました。