歪んだ覚醒 kanyargós ébredés

ゆ、歪んでいる…。いや、覚醒とか以前にゆかの心そのものが…。誰もいないのに一人で駆と会話しているとかだいぶと精神的に追い詰められちゃってますよ…。駆は、ゆかのおかげでこれまで何とか人並みに暮らしてこれた、と言っていましたが、実際は逆だったのかもしれませんね。駆が自分に依存していることが幸せだと感じていた…というか。普通に両想いっぽいですし、くっつけば一時的には収まるでしょうが、それでもあそこまで依存していると、発作のように出てきちゃいそうですね…。まさかゆかがここまで歪んでしまっていたとは…先週でさえ予測すらできませんでしたよ…。先週は、まだ誤解さえとけば何とかなるかと思ってたんですけどね。どうにもそれだけじゃすみそうにないですね。雪子に泣きついていたときは一瞬正常に戻ったかと思ったのですが、どう考えてもダメそうでしたね…。この先赤い夜以上に懸念材料になっちゃいそうな予感です…。
で、力のほうは…某イマジンブレーカーの超強化版って感じですかね?ああいう完全無効化能力って、個人的には好きです。なんかかっこいいな〜って思っちゃうので。ただ、本人も制御できてない…どころか、ろくにわかってもなさそうですね。
雪子、眼鏡かけてると相変わらずやさしくてかわゆい子ですが、眼鏡外すと味方すら本気でオブジェにしか思ってなさそうですね…。駆怪我させても涼しい顔してましたし。かっこいいと言えばかっこいいんですけどね、やっぱり…。それにしても、殺戮兵器ですか…。人間生き残るためなら何でもするという状況なのは容易に推して測れますが、それでもひどい話です…。本来なら善悪の区別もつかなくなっていたでしょうに…。眼鏡かけるだけでまともになれるなら、まだましと言えばましと言えますよね。
黒騎士、まさか自爆もできるとは思いませんでした。まぁ、アイオンの眼で隙を突かれたのが相手の運のつきではありましたよね。結果的に駆相手にはごり押しのほうが有効そうですよね。
で、雪子の生まれ故郷で起きている戦争、どうもエンディング直前直後の話を聞いていると、どうもアイオンの眼を持ちし王と、その傍らにいた魔女が引き起こしたものみたいですし、赤い夜とひょっとしたら深い関係があるのかもしれませんね。
美鈴、相当ショックを受けていたようでしたが、本当にあの黒騎士のひとりが探し人だったんですかね?確かに剣術の達人みたいでしたけど…。
あの死にかけていた奴を倒したのって、いったい誰だったんですかね?なんか賢久の炎以上に便利そうな感じでしたけど…。
賢久、ぶっきらぼうですけど、雪子の言う通り根は底抜けにやさしいんですね〜。…というか、両想い?賢久って、雪子にだけはいつも優しいですしね。ひょっとすると、相当の恥ずかしがり屋なのかも。
リゼット、もしかして、あのアイオンの眼を持っていたという国王の恋人…だったとか?魔女であることは間違いないみたいですけど、記憶がないというのはどこまで本当なんでしょうね?少なくとも、瞳に悪意は感じないので、幽閉から出してあげたいなと思わなくもないのですが…。あのリーゼロッテとかいう人と同一人物だと仮定すれば、幽閉されている理由にも納得はいってしまうのですが…。